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副腎から分泌されるコルチゾールが炎症を抑える
喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、慢性関節リウマチなどの症状があると
抗炎症ホルモンのコルチゾールを分泌します。
このコルチゾールが炎症を抑えてくれる働きをするのです。
コルチゾールは血糖値の上昇も助けてくれる
コルチゾールは炎症を抑えるだけでなく
血糖値を上昇するのです。
だから、アレルギーなどの炎症が起こると
副腎がたくさんコルチゾールを分泌して使われるため、体の中のコルチゾールが足らなくなるのです。
そうすると体の中でどんなことが起こるか想像できますね?
副腎疲労により低血糖症状が起こる
- アレルギーなどの体の炎症が起こる
- 副腎から大量のコルチゾールが分泌されて体の炎症を抑えようとする
- 炎症抑制にコルチゾールが使われるため、体の中のコルチゾールが枯渇する
- 血糖値を上げる機能が足りなくなり、低血糖症状が起こる
アレルギーなどの炎症が起こることで、副腎は四六時中働いて炎症を抑えようとします。
それによって、副腎が疲れ切ってしまうのです。
アレルギーがある人は副腎が疲れやすい
また逆のこともしかりです。
低血糖症が重症になると、炎症抑制として発揮するコルチゾールが枯渇し
アレルギーも発生しやすくなるのも、理解できるのではないでしょうか?
まとめ:副腎疲労が起こると低血糖とアレルギーの重症化に繋がる
あまり聞いたことがないと思いますが
副腎は体の中でとっても大事な働きをしてくれています。
- ストレスを感じたとき
- アレルギーなどの炎症が起こったとき
- 血糖値が下がったとき
そんな時には、自分の体を守ろうと、副腎皮質からコルチゾールが分泌して助けてくれるんです。
副腎が疲れ切ってしまうと、コルチゾールの分泌の生産が追いつかなかったり、分泌が少なくなってしまいます。
私達も仕事で疲れ切ってしまうと、本領発揮できないですよね。そんなときは自分の体を労ってあげることが重要です。
それと同じように、ストレスを感じているとき、低血糖症状が続くとき、体の炎症が起こっているとき
どうか、副腎を労ってあげてください。